千葉県柏市の設計事務所。自然素材、環境に配慮した住宅設計、店舗、リノベーション、&日々の暮らし、町歩き


by boro9239
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本日の一冊/最後の昼餐

最後の昼餐
宮脇 檀 根津 りえ / 新潮社






ドキュメンタリーは別としても、建築家を題材にした映画やドラマは
多分つまらないだろう。でも、宮脇さんを主役にしたものなら面白い気がする。
監督は竹中直人、演じるのは田村正和がよさそう。

建築家の宮脇さんは設計した数のみならず著書も多い。
その中でもこの本には建築の話がほとんど出てこない。
ひたすら食べ物、美食の話を中心に、
日々の生活が淡々と楽しく綴られているスケッチエッセイ。
パートナーにスケッチを描いてもらっているところもにくい。

けれどこの本を読むとどうしても涙が出てしまう。

宮脇さんの文章はいつもさらっとしていて軽快だが、その背後には
何かを伝えたいという情熱がいつも見え隠れする。
この本では特にそれを強く感じるからなのかもしれない。

「娘の結婚、還暦、がんの宣告。それでも、人生をより良く楽しむ人でありたい」
「最後の昼餐」の帯にはそう書かれている。
最後の桜のスケッチは楽しく、美しく、ちょっと切ない。

「宮脇檀の住宅設計ノウハウ」が赤版なら、こちらが青版と勝手に決め込んでいる。
Commented by satoshi_irei at 2006-01-21 14:15
とにかく、仕事、旅行、パーティ、そして女好きな方だったと
学校でもいわれています(笑)。
居住コースでは今でも、生徒たちに慕われていますよ。
Commented by boro9239 at 2006-01-22 12:19
>仕事、旅行、パーティ、そして女好き
どれもこの仕事には欠かせない要素ですね(笑)。
しかし宮脇さんの功績ってほんと幅広いですよね。
by boro9239 | 2006-01-20 15:53 | ヨミモノ・キネマ | Comments(2)