働く家具、彩る家具/神楽坂Iさんの家の家具
2005年 05月 30日
気分を一新させてくれる生活を彩る者でもある。
この二面性をいかにデザインするかが
家具の仕事の魅力。
2005.春の仕事。
日曜日は神楽坂、Iさんの家の書斎家具の取り付け工事の立ち会い。
Iさんは高校時代の部活の先輩。
本と、ゴルフバック等の大きな物を整理して、
書斎スペースをすっきりと有効に活用したいとの要望。
ビフォー
アフター
吊り戸棚で本をスッキリ収納。将来生活の変化にフレキシブルに対応できるよう
スペース確保のためやや高めに設置。働く家具です。
下にならんでいる椅子はIさんお手持ちの椅子。
家具職人の方が、ついでに直してくれて、養生中。
吊り戸棚の見返し側。こちらのカウンター下にはゴルフバック等大物が収納。
かなりボリュームのある家具なので上部カウンターを飾り棚として
圧迫感を和らげるよう試みました。こちらは彩る家具ですね。
面材はシナ、カウンターはナラ材と、オーソドックスですが
日当たりの良い部屋に良くなじむ、居心地の良い家具となったのではと思います。