チャップリンのモダンタイムス
2013年 01月 22日
9歳の子供に見せたい映画、というくくりで借りてきました。
20年ぶりぐらいでしょうか。
ドリフのようでもあり、ダウンタウンのコントのようでもあり、
さすが世界の喜劇王、まず単純に子供も大人も笑えます。
大人になって改めて観るとその映画としてのルックの美しさ、
トーキーとサイレントの狭間にある摩訶不思議な音の演出、
当時の映画スターとしてのチャップリンのメタ的な存在感、
作品で描かれているその時代背景の過酷さや切なさ、
そこにデジタルリマスター版の独特なクリアー感が相まって、
もうなんだかありとあらゆるものがワーっと押し寄せて来る、
実に楽しい映画体験でした。
あの名曲「スマイル」がこの映画のテーマ曲であり、
チャップリン作曲だったという事も恥ずかしながら初めて知りました。
なかなか1日で見る暇がないので
一週間かけてちょっとずつ見るという、
映画好きからはおしかりを受けそうな見方でしたがそこはお許しを(笑)
さて、次は何を借りてこようかな。