嵐の中の地鎮祭/T番の家「K」
2005年 04月 12日

先日、船橋Kさんの家の地鎮祭がおこなわれました。
地鎮祭は家づくりのなかでも、もっとも不思議な行事であり、
重要な行事でもあります。
地鎮祭とは簡単に説明すると、地の神を祝って敷地を清め、
建物がその場所に永く建っていられる事、工事中の安全を願う儀式です。
個人的には、物事には少しは理屈でない、あいまいな部分も必要、
と思っている事もあり、好きな行事のひとつです。
もっとも家造りは長丁場、地鎮祭の独特のぴーんと張りつめた空気は、
新たな緊張感を与え、仕事に対する気持ちを引き締めてくれます。
そういった意味では、理にかなっているのかもしれません。
せめてこのような儀式だけは残って欲しいと思うのですが。

当日はあいにくの雨模様。
今回三回目の現場ですが、そのうち二回は雨。
雨の時の敷地の様子が解るのは、それはそれで良いのだが、
どうも雨に縁のある現場となりそうな予感。
地鎮祭の間は風雨が強くなり、無事終了すると、少し弱まり。
本当に神様が降臨してきたような、
なかなか神々しい雰囲気を醸し出していました。
さて、この儀式が終わると、いよいよ本格的に工事が始まります。(K)
(共同設計・施工:田中工務店)
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三代目のダイヤリー
ちょっと気が早いですね(笑)
私も地鎮祭はあの神聖な空気が好きです。
でも、「えい!えい!えい!」の鍬入れ、設計事務所が一番目じゃないですか。
内心、「最後にしてほしいな~」といつも思っちゃいます。。。
正直まだ余り慣れていなくって、今回もモタモタしてしまいました・・・。