マリッジ、それからジョンレノン/本日の一冊
2005年 12月 08日
このマンガは「アイデン&ティティ」という作品の続編。
なので前作を読んでから、こちらを読まないと実は意味がありません。
けれど今日は、ジョンレノンが凶弾に倒れた日、没後25周年。
ここに登場する主人公は、心の葛藤の度に、
「アイデン&ティティ」ではボブディランの、
「マリッジ」ではジョンとヨーコの幻影を見る。
そんな訳で、あえて続編の方をご紹介。
作者はみうらじゅん。
ロックとは?愛とは?をかなり正面切って描いた自伝的作品。
かわいい絵柄とは裏腹に、誰の中にも潜んでいるエゴが
赤裸々に描かれているので、手に取るには少々勇気が必要です。
それでも読んだ後は自分を前よりちょっぴり愛おしく思える、そんな作品です。
本当に沢山のいい歌を残してくれたんだ。。。と
あまりビートルズやジョンのことを知らない私が思うのだから
やっぱり彼は偉大なんですね。